車の維持費は年間いくら?内訳と相場をやさしく解説【2026年版】
「車を持つと、結局1年でいくらかかるの?」——購入前にも、家計を見直すときにも、まず気になるのがこの疑問です。車の維持費は税金・保険・燃料・車検・メンテナンス・駐車場といった複数の費目の合計で決まります。この記事では、それぞれの目安と、車のタイプ別の年間相場をわかりやすく整理します。
※本記事の金額はすべて概算です。実際の税額・保険料はグレード・等級・お住まいの地域・契約条件で変わります。正確な金額は各機関・保険会社でご確認ください。
車の維持費は大きく7つ
| 費目 | 性質 | 年間の目安 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 固定(排気量で決まる) | 軽1.08万円〜普通車3.6万円前後 |
| 重量税 | 固定(重さ・年式で決まる) | 軽3,300円〜普通車1〜2万円(年換算) |
| 自賠責保険 | 固定(ほぼ一律) | 約8,800円(年換算) |
| 任意保険 | 変動(年齢・等級で大きく差) | 5万〜9万円 |
| ガソリン代 | 変動(走行距離・燃費) | 走り方次第で数万〜十数万円 |
| 車検・整備 | 変動(2年ごと) | 年換算で3万〜5万円 |
| 駐車場代 | 変動(地域で大差) | 0円〜年36万円 |
ポイントは、固定費(税金・自賠責)は車を選んだ時点でほぼ決まるのに対し、変動費(保険・ガソリン・駐車場)は工夫で下げられることです。
1. 自動車税(種別割)
毎年4月1日時点の所有者にかかる税金で、排気量が大きいほど高くなります。2019年10月以降に登録された車の主な税額は次の通りです。
- 軽自動車:10,800円
- 〜1,000cc:25,000円
- 〜1,500cc:30,500円
- 〜2,000cc:36,000円
- 〜2,500cc:43,500円
なお、初度登録から13年を超えると約15%重課(軽は約20%)されます。古い車ほど税金面では不利になる、という点は中古車選びで見落としがちです。
2. 重量税
車検のタイミング(多くは2年ごと)にまとめて支払う税金で、車両重量0.5トンごとに金額が上がります。さらに13年超・18年超で重課されます。重い車(ミニバン・大型SUV)ほど高くなります。
3. 自賠責保険(強制保険)
すべての車に加入が義務づけられている保険で、金額はほぼ一律。自家用乗用車で24か月あたり約1.7万円(年換算で約8,800円)です。
4. 任意保険
事故に備える保険で、年齢・等級・補償内容で最も差が出る費目です。20代は高く、40〜50代で落ち着く傾向があります。年間5万〜9万円が一つの目安です。
5. ガソリン代
年間走行距離 ÷ 燃費 × ガソリン単価で計算します。たとえば年1万km・燃費20km/L・175円/Lなら、年間約8.75万円。距離を多く乗る人ほど、燃費の良し悪しが効いてきます。
6. 車検・整備
2年ごとの車検では、上記の重量税・自賠責に加えて、整備・点検・代行の基本料がかかります。お店や整備内容によりますが、基本料は1回4万〜8万円程度。これに加えて、オイル交換・タイヤ・消耗品などのメンテ費が年3万円ほど見込まれます。
7. 駐車場代
地域差が最も大きい費目です。自宅敷地内なら0円、地方で月5,000円前後、都市部で月1.5万円、都心では月3万円を超えることもあります。
車のタイプ別・年間維持費の相場
ざっくりした目安は次の通りです(駐車場・保険の条件で前後します)。
| タイプ | 年間維持費の目安 |
|---|---|
| 軽自動車 | 約20万〜30万円 |
| コンパクトカー | 約30万〜40万円 |
| 普通車(セダン/SUV) | 約40万〜50万円 |
| ミニバン・大型SUV | 約50万円〜 |
自分の車はいくら? 1分でシミュレーション
費目が多くて計算が面倒……という方は、車種を選ぶだけで年間・月間の維持費を自動計算できるシミュレーターを用意しています。税金・保険・ガソリン・車検をまとめて出し、どの費目が重いかも一目でわかります。
まとめ
- 車の維持費は「固定費(税金・自賠責)」+「変動費(保険・ガソリン・駐車場)」の合計
- 固定費は車選びでほぼ決まり、変動費は工夫で下げられる
- 年間相場は軽20万円台〜大型50万円超が目安
- まずは自分の車で概算を出して、家計のどこを見直せるか把握するのがおすすめ